2006年03月31日

ベンチャー企業を経営するということ

って、相当勇気の要ることなのですが、それを簡単に批評する人たちがたくさんいます。偉大なる批評家と私は皮肉を込めて呼んでいるのですが、ベンチャービジネスや、そもそも世の中のいろんなものに対して批判が上手な人が溢れています。

でも、批判って誰にでもできるんですよね。特にベンチャー企業なんて穴だらけで当然なわけで、その穴の一つ一つを突っついて

「ここに穴があるよ〜」

なんて指摘するのはめちゃ簡単。誰でもできる。

でも、ベンチャー事業って、例えるなら、穴が100個ぐらい開いているビニール袋に水を入れて、その中の水を一滴でもいいので100メートル向こうの対岸まで届けることができれば勝ち、みたいなもんじゃないかと思います。だから、誰の目にもそのビニール袋が穴だらけなんてのは当然明らかで、その穴の存在を一つ一つ理論的にご指摘してあげることって、無駄だよなあって思います。

チャレンジする人のその精神を称えるべきであって、偉大なる批評家って必要ないですよね。

私みたいにフリーでやっていると批評をされることもないですが、事業家はやはりいろいろ批評されたりしますよね。最近、いろんな人と話すにつけ痛感します。周りの起業家はホント、偉いなと。
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どうして金融マンは嫌われるのか?

「金融業界で働く人って、自分が頭いいとか、自分が一番えらいと思っている人が多いでしょ?」
「そうそう、そうなの!」

最近こういう会話を聞くことが多いです…

別に誰が偉くて誰が偉くないってないと思いますが、金融業界の人にとっては確かに耳が痛いですよね。
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本生ロボッ庫のCM

アサヒビールの本生のCMが最近お気に入りです。でも、短いので、もっと長くして欲しいのと、続編がないのかなあと思ったり。

そもそも、以前、テレビと冷蔵庫が一緒になっているものをキャンペーンしていた時に使われていたBGMをまた使っているのですが、このBGMが最高なわけです。80年代のドラマに使われていそうなあの曲。あれ、なんという曲なんでしょうね。

で、テレビ&冷蔵庫の時には出演していた男女も当然のことながら80年代の雰囲気満載で、あのままでドラマでも作ってくれれば絶対に見たのに、と思っていたらCMが終わってしまいました。

で、今回また復活したわけです。もっとストーリー、続きませんかね?シャープさん。
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2006年03月30日

お酒に飲まれる末期症状

最近は書き物のために篭って仕事をすることが多いので、たまに外で飲むとついつい飲みすぎてしまっています。

そしてとうとう、酔っ払った自分がポカリスエットを一生懸命飲んでいる夢を見ました。これは末期症状ですね… お酒はほどほどに。花見シーズンですので、皆さんもお気をつけくださいませ。
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2006年03月29日

記憶に残る就職活動で頂いた言葉

私が就職活動をしていたのはもう9年も前のことですが、丸紅にOB訪問に行きました。訪問するOBの方とは全く面識がなかったのですが、大学のOBではなく、中学高校のOBということで訪問させていただきました。

大学のOBよりも、中学や高校のOBの方がより親身になって優しく接してくれるよ、という誰かのアドバイスの元、そのような行動に出ていたわけです。

「商社の方って、仕事、大変なんですよね?」

と、まあ、当たり前の質問をしたわけですが、この時にもらった言葉が、

「仕事とプライベートは振り子。振り子のこっち側に仕事、もう1つのこっち側にプライベートがあって、どっちかの振り、つまり、充実度合いが高まるともう1つの充実度合いも高まるよ。だから、仕事は確かに大変で忙しいけど、充実度合いが高いから、プライベートも充実。それで人生充実でしょ」

というものでした。

この時の会話はずっと記憶に残っていて、私のその後の社会人人生に大きな影響を与えています。

今日、毎日新聞社を訪問した際に、隣に丸紅があるのを見て、ふとそんな9年前のことを思い出しました。何の気なしに発する言葉が、他の人の中で息づくこともあるわけですよね。
posted by ちょう at 17:42| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | ライフスタイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

夜中に起きるのは女性の本能?

最近、我が家では私と奥さんの生活スタイルが全く逆転してしまい、奥さんは普通に0時ぐらいに就寝し、朝起きて会社に出勤というスタイルで、私は最近は仕事が全然終わらないので夜中の3時とか4時ぐらいに寝るという生活になっています。

ので、毎日別々の時間に寝るわけですが、私がどんなに抜き足差し足でベッドにもぐりこんだとしても必ず奥さんは起きるんですね。。。本人は自分が起きたことすらうろ覚えだそうですが。。。

解決策としては一緒の時間に就寝することなんだと思いますが、なかなか難しく。ただ、一緒の時間に寝たとしても、それでも夜中には何度か目が覚めるそうです。私は一度寝ると朝まで絶対に起きないので、途中で起きることが信じられないのですが、向こうは朝まで無防備に寝ていることが信じられないそうです。

やはり女性は子供ができたら子供を守るという本能みたいなものが備わっていて、それがゆえに夜中にも起きる体質なのですかね?そう言えば、私が子供の頃はよく夜中に喘息の発作で起きていましたが、私が起きると隣の部屋の母親もすぐに起きてきました。

女性が本能的に夜中に何度も起きるのであれば問題ないのですが、そうでなければ、奥さんが寝不足になって、その結果イライラ体質になり、家庭内不和に発展、という最悪シナリオが見えてきそうなので、さすがにそれは避けたいなと思うので、最近に気になっています。
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2006年03月28日

ポッドキャスティングを始めてみる:関西弁やと…

音声効果の違いを認識するために、関西弁でも試しにアップしてみました。

やっぱり関西弁の方が楽ですわ。もう半分忘れてインチキ関西弁ですが…



このサービス提供はJストリームさんのCastellaってものを使っています。
http://www.castella.jp/
今は無料でモニターとして利用が可能です。これ、マジで使えそうですよ。こんなに簡単にポッドキャスティングができるのは感動。。
posted by ちょう at 01:25| 東京 ????| Comment(2) | TrackBack(0) | ライフスタイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ポッドキャスティングを始めてみる

なかなか面白いかも。。。

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2006年03月27日

レポーターのお仕事

明後日の日テレNEWS24の「まーけっとNavi」の番組用に、今日は初めてロケに同行して来ました。現場を知らないといけない、というのはどの業界、お仕事でも同じだと思いますが、今日もホントにそれを痛感した次第でした。

朝の9時半から夕方まで2箇所をロケしたのですが、番組の枠は10分程度。その10分のために、こんなにたくさんの素材を揃えるんだ、と今更ながらびっくり。

「いつもロケはこうやって終日かかるもんですか?」
「いや、普段は2日とか3日かかりますよ」

とディレクターさんのお言葉。毎回一生懸命番組をやっていますが、今日ばかりは、もっともっと一生懸命頑張ろう、と思いました。せっかく作っていただく映像、それを生かして、なお分かりやすく、そして楽しく伝えることができないとコメンテーターの意味がないですものね…

お花見ビジネスということで、ホテルと百貨店に行ってきたのですが、よくレポーターさんがお食事を試食したりしていますよね?あれ、初めてやってきました。こんな30すぎた男性がやるのでは、全く見栄えがよくないなあ、と思いながらも、何でもやらせてみようというディレクターさんの心遣いで。

これが、難しい…

「おいしいです!」

と答えてモグモグ。で、モグモグやっていると、もう1人の自分が出てきて、

「いや、おいしいですって、お前そのままやん!もっと気の利いたコメントせえよ!」

って言うわけです。

「お、確かに」

と思って、「おいしい」ではないコメントをするように心がけたのですが、「おいしんぼ」をもっと読んでおくんだったと思ったり。でも、楽しかったです。ただ、私は箸は左手で使うのと、めちゃ下手なので、箸の時はイヤだなあと思うのですが、今日はナイフ&フォークで助かりました。

そして、場所を百貨店に移してバイヤーさんにインタビュー。インタビューをされたり、コメントを求められることは普段も良くありますが、インタビューをする側ってのは実は初めてでした。

で、このインタビューをする側ってのはめちゃ難しいなと実感。相手が答えやすいようにインタビューをする、同時にこちらが欲しいコメントを引き出す、これらは聞き上手な人ならできることなのかもしれませんが。

ピッチャーの良さをキャッチャーが引き出すように、良いインタビューの影には良いインタビューワーがいるってのを学びました。でも、このインタビューワーの仕事、うまいコメントが引き出せるときの喜びは大きくなりそうで、これは楽しいかも、と思ったりしました。

ということで、初ロケ同行、学ぶこと満載でした。やはり現場を知らずには、いいものできませんね。
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2006年03月26日

タイムコスト

以前からタイムコストという概念を強く持っているのですが、最近はもっと強く意識します。

銀行は三井住友とシティバンクを併用して使っているのですが、三井住友では最近ATMで引き降ろせる金額が1日300万円から50万円に減額になりました。振込み金額も300万円から100万円に。フィッシングやATMでの盗撮カメラ設置など諸々の問題があるので、仕方がないとは思うのですが、振込みで100万円なんて、ビジネスをやっているとすぐに到達してしまうので不便ですね。

そして木曜日にまた銀行に行ってきました。待ち人数が30名。一体みんななんのために並んでいるのだろう、と思うのですが、ATMでの利用限度額が制限されればされるほど窓口は混み合いますよね。その分待ち人数、待ち時間が増えると。

金曜日にはパスポートの更新に行ってきたのですが、こちらは50人待ちでした。

もちろん両方とも待ち時間を想定して読み物など持って行ったので特に支障はなかったのですが、周りでは結構ボーっと待っている人も多く。

1人時給3,000円で働いているとすれば、その人の1分は50円。例えば5人で待ち合わせをしていて、誰か一人が遅れてきてミーティングの開始が10分遅れるとそれだけで2,000円の損失が発生する。

私はタイムコストにうるさい人間なので、常に時間の活用方法が気になるのですが、社会全体としてもう少しタイムコストへの意識が高まるといいなあ、と思います。
posted by ちょう at 22:06| 東京 ????| Comment(5) | TrackBack(0) | ライフスタイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

WBCの喪失感のやり場

今日はプロ野球パリーグの開幕戦でしたね。そして春の甲子園の始まっていて。

WBCが終わった後、うちで奥さんと

「WBCが終わったら、なんとなく軽い喪失感に襲われてない?」
「そうだよね。私もWBCのビデオ映像とか流れてくるいまだに目頭が熱くなるもん」

なんて会話をしていました。その喪失感のやり場として今日のパリーグの開幕戦、そして甲子園の高校野球を移動中の車中で見てしまいました。なんとなくいつも見ている野球に比べて、見ているこちら側が暑くなっている感覚でした。特に選手が「V戦士」なんて呼ばれているのを聞くと、また熱くなってしまいますね。

WBCではパリーグの選手が比較的活躍したので、今年はパリーグ盛り上がるかもですね。
posted by ちょう at 01:23| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | ライフスタイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月24日

金の取引相場と日本の個人金融資産分布

先週の日テレNEWS24のまーけっとNaviでは、金の取引相場についての番組を行いました。

金ってのはゴールドの金です。金の取引価格は過去1年間で約50%も値上りしています。株価も値上がったので、同じような動きをしていますが、バブル崩壊直前の1990年と同じレベルにまで上がってきました。

ここ15年ほどで一番価格が低かったのは2000年〜2001年ごろ。この時は今の価格の半分以下です。

金は「有事の金」と呼ばれるらしく、何か政変や戦争があったときには紙幣は紙切れになる恐れもある一方、金だと価値が下がったとしても本物の金である限り絶対に価値はある程度は守られます。ので、過去の国際金価格を見てみると、ソ連のアフガン侵攻時、イランイラク戦争などの時には価格が大幅に値上りしています。また、株式市場などの金融市場が不安定になると金に頼る人が多くなるみたいで、ブラックマンデーの時も金の価格は上がっています。

で、2001年9月のワールドトレードセンター事件以来右肩上がりで金価格が上がってきています。もちろんワールドトレードセンター事件は有事ではありましたが、それ以来ずっと金価格が上がるってのは有事だけでは説明がつきにくいです。

では、なんなんだ、ということですが、世界の金余り現象の中で金をポートフォリオの一部に組み入れる人たちが増えてきていることによって金の価格が上がってきている、ということです。

ポートフォリオって何?ってことですが、これは分散投資と呼ばれていますが、100の資産を持っていたときにそれを全部現金にしておくと紙切れになる恐れもありますし、全部株に入れているとブラックマンデーみたいなときに大損する。ということで、一部は現金として、一部は株として、そして一部は金として形を分散させて持つということです。こうすることで資産毀損のリスクが小さくなります。

日本の個人金融資産は約1,400兆円ありますが、このうち半分は現預金、4分の1は保険という形で保有されています。残り25%が株式やら債券やらの有価証券などで持たれているわけです。2005年9月末時点では、株に9.8%、株以外の有価証券で6.0%、そして、その他4.4%となっています。金はこのその他の4.4%に入るわけですが、もともと金を持っている人が少ない中で自分のポートフォリオの1つに金を含める人たちが増えてくると、金の値段が上がります。

この日本の個人金融資産の分布を過去に遡って見てみると、バブル絶頂の1988年は23.3%が株でした。その時の預金比率は44.1%。それがバブル崩壊と共に「やっぱり株は危ないや」ということでドンドン株の比率が下がり、2002年には5.7%まで下落。それ以降また持ち直してきて昨年9月時点で9.8%な訳です。ここ数年は外人投資家の日本株の買いと平行して、日本の個人金融資産が株にシフトすることで株価は上がってきたわけです。

このような流れが金にも起こっているということですね。

さて、話を株に戻すと、1988年には23.3%もの個人金融資産が株に入っていて、今では9.8%と倍以上の開きがあるので、まだまだ株への資金流入は続くのではないかと思っています。絶対金額で見てみても、1988年当時の個人金融資産の合計は930兆円。その23.3%は217兆円ですので、それだけの個人金融資産が株式市場に流れていました。

一方、2005年9月末時点の個人金融資産合計は1,454兆円。それの9.8%は142兆円です。絶対金額で見てみてももう少し株への資金流入は起こるだろうと思います。

ただ、それは去年の9月末時点のデータで話しています。明日には2005年12月末時点での個人金融資産の分布が発表されます。2005年12月時点で個人金融資産の株に占める割合が15%とかまで上がっていると、ちょっとそれ以上の個人金融資産の株式市場への流入はあまり望めない、つまり、個人投資家が主導する株価強気相場というシナリオは崩れてしまいますが、まだ11%ぐらいなんじゃないかなと思っています。

ということで、私は個人的にはまだ株式市場の行方に対しては中長期的には強気で見ていますが、明日の日銀の発表、興味を持って見てみたいと思います。
posted by ちょう at 01:16| 東京 ????| Comment(3) | TrackBack(0) | 日テレNEWS24:まーけっとNavi | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月23日

2冊目の本は4月25日出版です

昨日のRTCカンファレンスでも聞かれたのですが、

「保田さん、2冊目の本、いつ出版ですか?」

ってよく最近聞かれます。ブログで2冊目の本の準備をしていますって書いてから半年経っていますものね(苦笑)。4月25日に出版ということで進んでいます。昨日も朝から晩まで出版社に缶詰になり作業していました。

「1億円儲かる!」みたいな本ではなくて、誰でも(特に女性でも)読みやすい株式入門の本ってどうやったら書けるだろうってずっと考えていて、そのウンウン考えた結晶です。

その結果は

「恋愛」x「マンガ」x「OL2人を主人公」x「図解」x「分かりやすい解説」=「株式投資入門書」

なわけですが、1つ問題が…

というのは、入門書ですので、このブログの内容を分かってしまっている人には簡単すぎるってことです… 「いや〜、実は分かったようで分かっていないのよね」って方々にはちょうどいいかもですが。。。

ご興味あるメディア関連の方は本ができたら見本をお送りしますので、ご連絡くださいね。

実は、3冊目と4冊目の本の締め切りが3月いっぱいだったのですが、この2冊目の本に想像以上に時間がかかってしまったので、ちょっとさすがに間に合わないですね… やっぱり本は1冊ずつ執筆すべきですね。。でも3冊目も4冊目も5月中には出版したいので、追い込みかけないと。

3冊目は「OL」x「株式投資」、4冊目は「投資銀行」のお話です。実は、5冊目の企画書も通っていて、こちらは私の中でのファイナンス解説本の集大成なのですが、できれば芸能プロダクションの協力を仰ぎたく、ちょっと慎重にコトを進めています。

って、こうやって自分にプレッシャー掛けて早く書き終えるように仕向けてみるテストでした。
posted by ちょう at 16:21| 東京 ?J| Comment(1) | TrackBack(0) | 2冊目の本出版プロジェクト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

写真変えてみました

次の本のプロフィール用の写真がなくて、家でスナップ写真状態で撮ったので、それをアップしてみました。

が、

おっさんくさいと早速大不評。確かに寝不足で目は開いていないのですが。

前回の本のプロフィール写真は「敢えて」普通の雰囲気の写真ということでスナップ写真の切抜きを使ったのですが、

「なにこれ?背景が普通のスナップ写真じゃん」
「いかにも切り抜きなんですけど」
「スーツじゃないのはどうして?」

などなど大不評でした(苦笑)。その反省を交えて、今回は家でプロフィール用の写真を撮るというチャレンジをしたのですが、またしても大不評。でも、悔しいからしばらくはこの写真で行きます。
posted by ちょう at 02:00| 東京 ?J| Comment(6) | TrackBack(0) | ライフスタイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

本日のRTCカンファレンス

ご参加の皆様、ありがとうございました。
結局100名ぐらいの参加がありましたね。興味レベルの高い題材だったんだなあと再認識。

ゲストスピーカーの御手洗さん山田さん、ありがとうございました。

やはりあの本はテーマが多岐に渡るので、個人個人で感じるものがいろいろと異なって、それがゆえにグループディスカッションが盛り上がり、もちろん結論なんてないのですが、でも、結論がないことが確認できるだけでも良かったのではないでしょうか?

まあ、最終的には

「さー、みんなで考えよー」

の世界なわけで。

また来月のRTC、お楽しみに〜。

あ、あと、mixiでのRTCコミュニティはこちらです。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=697887
posted by ちょう at 01:56| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(8) | RTCカンファレンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月22日

ウェブ進化論

今夜RTCカンファレンスにて、ウェブ進化論を取り上げてディスカッションすることになっていますが、その感想をきちんとまとめて、と思っていましたが、どうもまとまりません。。今晩のディスカッションを受けてまとめたいと思います。

なぜ、まとまらないかというと、「そうだよね、全くその通り」という一言で自分の中ではすっきりと理解できてしまったんですよね。。

ただ、注意しないといけないなと思うのは、非常に分かりやすく書かれているので、この本を読んだエスタブリッシュメント層の人たちでも「なんだ、つまりそういうことかよ」「それぐらいのことなら知っていたよ」と思えてしまう可能性があることですね。

モノを理解するというのは、頭で理解するのではなくて、手足が動く行動となったときに本当に理解しているわけで、その意味、手足まで動くエスタブリッシュメント層の人たちがどれぐらいいるかというのが一番重要だと思います。きっとまだまだ少ないはず。

また、「やっぱ既存メディアはダメだよな」という本ではないことにも注意が必要かと思います。既存メディアの価値はそれはそれで認めた上で、一方で、もっと発言すると発信すると世の中にとって価値ある存在が結構たくさんいる、という方により重点が置かれていますので。

あとは、個人的な共鳴事項…

わたしは、証券会社で一緒だった人たちから見ると「モノ好き」に映っています。でも、モノ好きがモノ好きでなくなるときが来るのかなと思っています。モノ好きだと思っていたけど、あいつはこういうことが分かっていたのかというような時がきっとそんなに遠くない時代にくる気がしています。

あとは、よく言われることとしては「何を元に生計を立てていくの?」と聞かれますが、それは本書の中で言われるオープンソースでの問題と同じようなものかと思います。結局株やファイナンスのことはそんなに難しいものではないので、コモディティティ化していきます。コモディティ化していくのは、業界の人にとっては怖いですよね。それで稼げなくなるわけですから。

あとは、シリコンバレーで働く日本人が少ないという梅田さんの記述には、私が感じたウォール街で勤務する日本人の少なさに通じました。駐在員でもなく、学生でもなく、普通にアメリカ人と同じ組織で同じ扱いでニューヨークで働いている日本人も少ないですね。ここで、「あ、自分は世界的に通用するんだ」というイチロー的感覚を持つような日本人が増えてくるといいなって思いました。私は1年しかいませんでしたが、やっぱり非常に良かったです。

最終的には、本書のメッセージとしては、個として生きていく力を蓄える非常にいい機会がたくさん転がっているということを伝えてくれた気がします。ありがとうございました。
posted by ちょう at 09:17| 東京 ????| Comment(4) | TrackBack(2) | RTCカンファレンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月20日

なぜライブドア株を買う人がいるのか

という質問を良く受けます。これは儲かる可能性があるから、なのですが、一方で損失リスクが限定されているからでもあります。

どういうことかというと、ライブドア株が上場廃止になるまであと3週間ほどありますが、上場最終日になっても株価は50円ぐらいはあると思います。これは、持っている現金や資産の価値、そして事業の価値の合計から、訴訟リスクなどを減額しても大体それぐらいの一株資産はあるだろうという理由ですが。

ので、イメージとしてはこんな感じ↓で、株価の下限は50円ぐらいになっています。ゼロ円ではないのです。

20060320_1.bmp

一方で、ライブドア株はマネーゲームの対象となっていますので、日々いろんな思惑で株価が乱高下します。今日も10%以上上がったわけです。

例えば株価が70円のときにライブドア株を買うと、上場廃止前日まで株価がどれだけ下がっても50円であれば、株価の最大下落幅は20円(28.6%)。つまり、100万円投資しても、どれだけ損をしても28.6万円ですみます。

一方、1日で株価が10%も上がるのであれば、100万円投資して翌日には10万円の利益が上がります。1日で10%のリターンってのは1週間で資産が倍になるほどのすごいリターンです。よく言う「トイチ」の逆ですね。

株式投資で30%ぐらいの損をすることは、痛いには痛いですが良くある話。なので、30%の損をすることは覚悟の上で敢えて1日で10%のリターンを上げることを狙いに行くという投資行動、これはこれで十分に説明がつきますよね。

損失額が投資額の30%に限定されているギャンブルというのが一番分かりやすいですかね。
posted by ちょう at 16:35| 東京 ????| Comment(7) | TrackBack(0) | ライブドア強制捜査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「ウェブ進化論」は生き方論

そう言えば、私のブログでは両親の話をしたことがほとんどありませんでした。うちは、至って普通な家庭でした。父親は三菱重工というメーカーに勤務し、今は出向して別の会社にいます。もうすぐ定年。母親は専業主婦。昭和23年と25年生まれですので、57歳と55歳ですね。妹が1人いますが、彼女も至って普通。28歳。

私はチャランポランですが、両親はとにかくマジメです。普通に考えて、メーカー勤務の父親の給料だけで子供2人が私立の中学高校大学に行き、となると、生活レベルもごくごく一般的な家庭。母親が毎日家計簿をつけるのをそばで見ていました。

まあ、そんな普通な家庭ですので、価値観も伝統的な日本の価値観で育っているわけです。私が大学生のときにアメリカに交換留学で行くときも

「危ないからやめた方がいいんじゃない?」

と母親は言いました。そして父親も。ただ、父親は英語をしゃべることの大切さは分かっていましたし、母親も私が言い出したら聞かないのは分かっていたので、最終的にはOKとなって、私は1年間アメリカに行ってきました。

そして就職するときには、やはり母親は

「日本の大企業に行った方がいいんじゃない?」

と言いました。外資系証券会社なんて良く分からないし、野村證券ならまだしもリーマンブラザーズなんて聞いたこともない。大丈夫かしら?すぐにクビになる可能性もあるんでしょ?というのが母親の言っていたこと。

私が自分の意志を曲げないとわかっていても、就職に関しては母親は結構いろいろと言ってきました。

と、ここまでは普通の日本の家庭であれば普通に行われる会話ですよね。私は父親も外資系証券会社に就職することには反対するかもな、と思っていました。

しかし、父親は全く何も言わず、

「好きなようにやれ」

と一言。そして、母親に対しては

「時代は代わっているんや。俺らの時代とこいつらの時代は全く違うからな」

と一言。

2004年に私が起業をするときも、やはり母親は心配しました。でも、父親は私が就職したときと同じように何も言いませんでした。一言だけ

「頑張れよ」

と言っただけ。

今年、また独立する際も何も言いませんでした。

父親の今までのキャリアを考えると、彼は完全にエスタブリッシュメント層にいたわけで、その価値観が彼の中にあるはずです。にも関わらず、私の生き方に関しては完全に放任主義。

「俺の時代とお前の時代は違う。だから生き方も違うはずだ。自分の思った道に進め」

という思いが父親の中にあるのだと思います。私はそれを学生時代に就職活動をしていた時に感じました。彼のそういう考えがあって、私は今の生き方をしているわけですが、梅田さんの書かれた「ウェブ進化論」って、そういう生き方選択肢論みたいなお話なんじゃないかと思います。

もちろん内容は「ウェブ」なんですが、それに限った話では全然ないな、と。梅田さんの言っている脱エスタブリッシュメントみたいな話、日本の上層部の閉塞感みたいな話って、多分うちの父親とかは分かっているんだろうなと思います。だから、私も分かっていて、それが生き方に反映されているんだと思います。

別にどの生き方が正しくて、どの生き方が間違っているということではなくて、単純に選択肢がいろいろ出てきたよねということで。ただ、最近出てきた生き方は以前はそもそも選択肢として存在しなかった、というだけで。私の父親もそれが分かっているんだと思います。

つまり、私が今取っている生き方の選択肢は彼の時代には存在しなかった。だから、私の生き方の選択肢が正しいか正しくないかの判断をする立場に自分はない、それは息子である私に一任しているということではないかと思います。

水曜日のRTCカンファレンスはVol.10「ウェブ進化論について」ですが、そのウェブ進化論を読み終わりました。感想を書いてみたいと思うのですが、ちょっと考えをまとめるのに時間がかかるので、とりあえず簡単に一言感想でした。
posted by ちょう at 14:39| 東京 ????| Comment(8) | TrackBack(4) | RTCカンファレンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

USENがライブドアと事業提携してどうするのか

ちょっと、本を書くのでバタバタしているうちにもう昔の話題になってしまいましたので、そんなの分かっているよ、というエントリーになってしまいますが、一応書いてみます。

世の中のビジネスは以下のどれかに関わることで成り立っていると思います。

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ちょっと強引な区分けですが、モノを作る人、モノを届ける役割、モノを使う人。売るという役割はこれらのどれか、もしくはこれらにまたがって存在するのだと思います。

で、これに当てはめると例えばドリンクや本の流通などはこんな感じになるかと。

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USENの事業モデルは、このモノを持って、自社インフラでそれを流して、使う人に使ってもらう、というモデルかと思います。ので、こんな感じになるかと。

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有線カラオケも有線放送も成長する余地はもうあまりないですよね。カラオケはUSEN以外にも提供しているサービス業者があるので、それらとのパイの奪い合いですが、パイそのものは大きくなっていないですし、有線放送に関してはほぼUSENの独断場ですが、こちらもパイは大きくならないし、有線放送市場ではUSENはもう圧倒的なシェアを持ってしまったので、シェアを奪う相手が存在しない。

ので、この二つの事業では今後の成長はあまり望めないと。収益性もトントン。

で、今後の事業展開としては、「線」を張り巡らせることが得意な会社なので、光ファイバー網を築いていき、それをもとに事業展開をして行こうというもの。ブロードバンドのインフラを築いて、それの利用料でまずは事業化を行っていましたが、最近では映画会社のGAGAを買収したりと、ブロードバンドで流すコンテンツを自社で保有するようになりました。

そして、今はGyaoと呼ばれる無料インターネット放送を積極的に展開。簡単に言うとテレビ放送のインターネット版。無料なので、どうやって収益化するかと言うとテレビと同じように広告収入で。

広告を獲得するためには視聴者がたくさん必要ということで、会社の現状はこんな感じかと。

20060319_4.JPG

正確にはブロードバンド網のインフラもまだまだですし、コンテンツもまだまだ。ですので、保有状況という意味では3つ目のインターネット放送に関するものは全部補強していく必要があるのですが、まあ、今回のライブドアとの提携目的をはっきりさせるためにはこんな状況だと思います。

ということで、配信ライブドアの検索サイト(ポータルサイト)を初めとするインターネット事業と提携することでUSENの無料インターネット放送を見る人をガツンと獲得するということになりますね。

今の段階でもGyaoの登録者数は700万人もいるらしいので、ある程度のマスは獲得していると言えますが、あくまでも登録者数であって、普段私たちがテレビをつける感覚で見ている人はまだ少ない。もっとメジャー感を出していくためにはやっぱりインターネットからの集客はしたいよね、ということだと思います。今の段階だと「Gyaoを見よう」という主体性を持った人しか見ない状況な訳ですものね。

ということで、ライブドアのインターネット事業と提携したUSEN。

じゃ、今後はどうなるの?ライブドアの金融業や、ライブドアが買収した中小企業向け経理ソフトを販売する弥生などとの提携があるのか?ということですが、おそらくは目指す方向なのだと思います。

というのはUSENの業務内容はモノを使う人に自社インフラで届けるわけで、そのインフラは整いつつあります。テレビショッピングが存在するようにGyao上でもネットショッピングがどんどん増えていくならば、楽天がインターネットショッピングを展開して金融業に進出したように、USENが金融業に取り組みたいと思うのは自然な流れかと。

あとは、USENの既存顧客である飲食店やカラオケ店にライブドアの弥生会計ソフトを流し込む、または、その反対とかもありうると思います。

ただ、1つ留意しないといけないのは、確かにUSENの事業内容はモノを自社のインフラで使いたい人に届けるわけですが、会社のDNA的なところでいくと、こんな感じになるのではないかと思います。

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つまり、会社はエンターテインメント業を行っているわけで、金融業、法人向け事業までを包括する総合的インフラ&サービス企業になるにはもう1ステップの変化が必要かと思います。これを会社のカルチャー的に、リソース的に、そしてDNA的にできるのかどうか、というところが分かれ目かと思います。

楽天は創業者がもともと金融のバックグラウンドですし、ライブドアも金融のバックグラウンドではないにしろ、金への飽くなき欲望みたいなものがあったわけで。

最終的にはカラオケと有線放送事業は分社化するのでしょうかね…。うまく事業金融業と絡めたりすると面白いとは思うのですがね。オリックスとか

と、このエントリーの前半部分は先週の日テレのザ・ワイドという昼間の番組で説明させていただいたのですが、やはりフリップをめくりながら音声で説明できると伝えたいことも伝えやすいですね。うまくもっと早くブログで音声&動画でモノを伝えられるようにしたいと思います。。
posted by ちょう at 00:41| 東京 ????| Comment(3) | TrackBack(0) | ライブドア強制捜査 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする